三日座禅

まさか自分がアイドルにはまる日が来るだなんて、思ってもみなかったんです。Twitter @papapakuchi_

在宅でも楽しませてくれる私立恵比寿中学の話

私立恵比寿中学エビ中)の12thシングル「でかどんでん」が6/6に発売になりました。

エビ中の今年度はいつも通り春の全国ツアーから始まっていますが、今春の一大事としては何といっても椎名林檎氏のトリビュートアルバム「アダムとイヴの林檎」に自由へ道連れで参加、ライブ映像のYouTube再生回数がなかなかいい感じで、エビ中ファミリー以外からも評判良さげ、エビ中のパフォーマンスそのものへの注目が高まったことと拝察します。

からのでかどんでん。自由へ道連れされた先にはでかどんでんが待っていた。マジでかどんでん。

しかしここで真面目な曲、たとえばカップリングの「響」や現時点で配信限定の「日記」なんかが表題曲だと、真面目な曲を歌うアイドルとしてのイメージが強くなりそうで(直近のシングルも「スーパーヒーロー」「まっすぐ」「シンガロン ・シンガソン」と真面目な曲続いていたし)、ここでドカンとひょうきんトンチキソングを投入することでエビ中の中学生感を強調する意図があったのではと、電波曲好きとしては想像しています。

さて、春ツアーこと「SHAKARIKI SPRING TOUR 2018~New,Gakugeeeekai of Learning~(新・学芸会のすヽめ) 」全19公演のうち既に10公演が終了。ハワイでのライブ&駅伝や、シングルリリースに伴うフリーライブなど挟みながら進行中。その気になれば毎週エビ中ちゃんに会うことができるチート期でもあります。

そんなチート期に自分がエビ中ちゃんに会えるのは春ツアーの1公演(これから)。今年も行けるのは1公演だけだなぁという思いはあるものの、1公演でも赴けることが嬉しいし、スウィーテストな数時間を、目一杯楽しんでやるぞという気持ちでいっぱいです。

で、なんですけど、在宅ファミリーの皆さま、案外現場行かなくても満ち足りてませんか?

自分は関東にて行こうと思えば現場に行けていた日々を3年過ごし、それから地方のファミリーになって3年目。現場ロスになるかと思いきや意外にも最近そんなでもないんです。現場に行けなくてもファミリー生活超楽しい。

ファミリーとしてのスタンス、例えば単推しなのか、箱推しなのか、ガチ恋なのか、保護者なのか、沸きたいのか、楽曲派なのか、そんな所でも距離の取り方は変わってくるとは思います(そしてこれら全てを優しく包み込むエビ中ちゃんの懐の広さよ。大地か)

自分がエビ中ちゃんと同性であり、まことに恐れ多くも保護者面をかましてしまうという前提ありきで、どうして現場に行けなくても満足なのか?を考えていました。


①情報は手に入る

現場の様子、誰の何が可愛かった、この曲が最高であった、何から何までさえずって教えてくれる幸福の青い鳥を飼っています。ありがとうツイッター

②配給されるコンテンツの内容と量がほどよい

SNSで現場の話題ばかり配給されると疎外感。中身のない話題ばかりだとそれはそれで微妙。更新が少ないと活動自体が停滞している気がする。多すぎても追いきれない。エビ中のほどやくアッサリしたSNSはありがたい。

ちなみにこの春ツアーでやっている、最前列のお客さんがGoProカメラを装着して鑑賞→1コーラス分を公演終了後に公開、これ面白いです。お客さんありきながらも、あくまでもエビ中ちゃんがメイン。

③会えない場所にファンがいることのメジャーアイドル感

現場に行けてナンボでありアイドルとファンが当たり前に交流する昨今、アイドルから見えないところにそのアイドルのファンがいるって、メジャーアイドルをメジャーアイドルたらしめている気がしませんか?

ミニモニ。が世間を席巻した幼少期のこと。周りの友達もミニモニ。が大好きだったけれど、自分を含め誰一人として「コンサートに行こう」とはならなかった。何故ならアイドルはテレビの中にいて、CDの中にいて、漫画雑誌の中にいたからである(ちゃおとかりぼんとかにミニモニ。の漫画が載ってた)。会えるとか会えないとか、直接見れるとか見れないとかって次元で彼女らを捉えたことが無かった。だけどみんな大好きだった。

その原体験があるからこそ思えるのかもしれないけれど、現場が主流、そしてアイドルの側もファンと交流するのが当たり前に思っており(思ってくださっており!)ローカルアイドルか各地で活動しており存在するグループは4000を数えるという平成のアイドル界、だからこそ、遠く離れて簡単には会えないアイドルを好きでいられることの意味が高まる気がします。

むろん現場に足を運んでお金を落とすファンの存在が重要なのは事実。それが出来ない自分ってどうなんだろうと思ったこともあったけれど、1月にエビ中を転校した廣田あいかさんが、その辺の思いを払拭してくれました。 

bngu.hatenablog.jp

アイドルはきっとビジネスな関係を飛び越えてファンのことを考えているのかもしれない。「かも」ではあるけれど、とても嬉しい、幸せな、救われる「かも」です。

④初恋の追体験

これが超本題。総本山。私の中の真理。

アイドル相手にこの言葉選びはどうよって感じながらも、会えないアイドルを応援するという行為、めちゃくちゃプラトニックじゃないですか?

そりゃ現場に行こうが日々接触しようがプラトニックではあるよ。てかプラトニックじゃない交流はしちゃ駄目だよ。精神性が高いみたいな意味だよ。

たった1枚のCDを大切に買ったとか、たった1度行ける公演が待ち遠しかったとか……既視感というかデジャヴ感ありませんか……?言うなれば、1枚のメモ用紙に書かれた手紙を何回も読み返したりとか、たった1度の次に会う約束が待ち遠しかったとか……


……これ中学生の恋愛だ!!!!!!初恋だ!!!!!!


なんかこう、18歳以降というか成人以降の恋愛と、中学生高校生の時の恋愛って全然心持ち違いませんか?お酒もお金も性的接触も社会的地位も何も関係なかったあの頃の恋愛、たとえ恋愛ごっこだったとしても、叶わなかったとしても、超キラキラじゃなかったですか?

あの時の感情、まさにリバイバル。アイドルが自分の生活にリアルな影を落とさないからこそ、その絶妙な距離感だからこそ、1つ1つのリリースや公演への思い入れが新鮮であるからこそ、この中学生みたいな不器用な気持ちが再燃します。しています。なにせ相手は永遠に中学生だし。

 

 

 ということで在宅ファミリーの皆さまと心は繋がってるつもりで在宅ファミリー謳歌したいし、アイドルが在宅でも楽しめるコンテンツだってことをもっと上手く表現できればアイドルファンの裾野って広がるんじゃないかなって思うんだけどどうかな!!!何はともあれ「でかどんでん 」はカップリング曲も最高なので全力で再生しまくってます!!!!!!これから買う方には、エビ中メンバー6人の過去の映像をつなげた「響」ショートMVが付いている初回盤Bを全身全霊で推します!!!!!!エビ中の!!!!!!歴史!!!!!!

 

 

でかどんでん(初回生産限定盤B)(Blu-ray Disc付)

でかどんでん(初回生産限定盤B)(Blu-ray Disc付)

 

 

エビ中ファミリー、Sexy Zoneのコンサートへ行く

Sexy Zoneのコンサートに行ってきました。
SEXY ZONE repainting tour 2018 @札幌きたえーる 3月24日)
ジャニーズは関心の範疇に入ることすら想定外だったのですが、アイドルにほぼ触れてこなかった親しい友人がある時いきなりジャニーズ沼にはまったことをきっかけに、少しずつ話を聞くようになりました。
その中でも自分が何故Sexy Zoneさんが気になったかというと、これは完全にTwitterで流れてきたSexy Zone Channelのせい。

ブログに非公式の動画貼らないのがポリシーなんだけどSexy Zone Channelだけはやばい、まじでやばい、頭おかしい。
アイドルのバラエティ番組の全てがエビ中++だった自分にとって、こんなに普通に笑えるなんて信じられない(エビ中のバラエティも大好きです)

セクチャンでメンバーの顔が分かってくると、ザ少年クラブの映像などちょっとずつ漁り始めても楽しくなってくる。
特に松島聡さん&マリウス葉さん、目立つ3人のサイドで頑張ってる2人が、往時の小林歌穂さん&中山莉子さんと!!!重なる!!!
次第にバッキバキに踊る松島聡さんが気になりはじめる。バラエティではあんなに親しみやすいドジっ子で、しかし踊ると一番バキバキ。サルエルパンツが似合う(大事)。松島聡さんは国民の幼馴染だと思います。
(それにしても松島聡さんといい小林歌穂さんといいゴールデンレトリバーぽくないですか?ゴールデンレトリバーみたいなアイドル好きすぎる)

年末の歌番組であったSexy Zoneさん×モーニング娘。’17さんのラブマシーンコラボも超楽しかったし、これでTwitterが盛り上がっていたのを見て、ジャニーズ好きな人はジャニーズ以外見ないと思っていた自分にとってやや衝撃。実は案外ジャニーズとジャニーズ以外のグループを兼ねて推してる人も多いらしいのでハードルやや低くなる。

セクシーゾーンさんに会ってみたい♡ってのはもちろんあったのと、ジャニーズにこれまで馴染みが無かったゆえの疑問があったことも手伝って参戦をきめました。
呼吸をするように「愛してるよ♡」とか言ってくれるイメージなんだけどどうなんだろう?(過去2回行った超特急ではちょっと言ってくれた)みんなうちわ掲げてるの?どんな顔してキャー♡って言うの?(超特急ではペンライト数本持ちばっかりで怖かった)歌番組のジャニーズは口パクが多いけれど実際はどうなんだ?

気持ちの上では飽くまでも異文化交流、自分はエビ中のオタク、スターダストのオタク、決して、決して、ジャニーズのオタクではないの…
しかしジャニーズ事務所って1962年に創立、爾来56年が経過、もう完全に老舗だし半世紀以上に渡ってあらゆる女性を沼に嵌めてきたんだから完全に落としにかかってるじゃないですか。私を。つぎたしつぎたしの秘伝のタレがSexy Zoneさんの血管に流れているわけじゃないですか。なので現場に行ったが最後中毒になりそうなのを半ば覚悟の上の参戦でした。

グッズは「repainting」に沿って、インクや絵筆などがモチーフ。統一感。
買ったのは
・エアフレッシュナー。500円。札幌はモクレンの香り。裏の文言可愛いかよ。集め甲斐がありそう。
・マフラータオル。1300円。なんとジャニーズでもタオル曲があるらしいので購入。
・これが一番の衝撃、ペンライト。絵筆形。ジャニーズのペンライトに面白い形が多いのは知ってたので絵筆形が衝撃だったのではなくて、衝撃だったのはその値段、1600円。
今のエビ中の最新のペンライト(2018FCイベント)、7色に光って4000円。こちら、6色に光って1600円。。。

買わなかったものの話だけど、スターダストで言うところの生写真は無く、代わりにフォトセット。1人につき5枚をまとめて販売。
スターダストは一度に売る枚数が多い分ランダム、しかもたまにサイン付きという射幸心煽りまくりな仕様なのに対し、ジャニーズは誰がいくつ買っても中身は同じ。ここでも文化の違いを思い知る。
ネックレスもあった。恋人じゃん。
ロンTは3200円。友人曰くいつもの半袖Tシャツより1000円くらい高いとのこと。スターダストの半袖Tシャツ、3700円…。
ただのロンTではなく、こりゃ布の量違うんだから高くもなりますわってくらいのビッグサイズ。誰しも萌え袖になる。華奢な女の子が着たらだるんだるんで可愛いやつ。

ツアー初日で予習のしようは無かったものの、そもそも新しいアルバムもほぼ聴いていない状態で行くことに。
デジタルチケットの現場は初めて。交換ブースが近づいてくると向こう側から「ギャーーーー!!」がいくつもいくつもいくつも聞こえてくるのだけど、それは良い席が取れたことへの雄叫び(雌叫び?)らしい。既にアトラクションは始まっているのである。


以下、2018年春ツアー@札幌(初日)現地での話です。
(避けて通ってる方いらっしゃったらご注意ください)

 

結論から言うと、完全にオンナにされました。🤦‍♀️
勝利さんのシャンパンボーイ好きすぎだしホルン吹いちゃうしそもそも顔が良すぎるしケンティ身体出来上がりすぎだし完全に王子様だし風磨くんサングラスかけがちフードかぶりがちなところ好きだし聡ちゃんバキバキ踊るしデート終わったあとみたいなメール打ってるの可愛いしソロ曲のマーメイドでスクリーンの映像と合わせて踊ってるの可愛いし最後の挨拶でお腹チラしたしマリウスさんはオールバック似合いすぎだし身体ガッシリしててドキッ…だし花道でしゃがんで爆レスくれた。落ち着きます。

曲をろくに知らない人間が現場に入ってしまっても、超、超、楽しい現場でした。何この充足感。況や聴き込んでいる人をや。
友人が取ってくれた席がハチャメチャに良くて(センターステージにも花道にも超近い。6年推してるエビ中でもこんなことない)それも手伝ったかもしれないけれど、まさか日本にこんな沼があったのかと、伊能忠敬松浦武四郎はこんな気分だったのかと。

ジャニーズ、とにかく演出がすごい、豪華!劇団四季かよ。
そもそも、きたえーるのキャパ8000人に対しスクリーン4つだから、スクリーンで表情見る分にはどこの席からでも問題なさそう。既にバブリー。
それにキラキラバキバキな演出に負けない5人。途中、センターステージが5分割されて、それがグルグル回りながらセクシーさん達もその上を渡り歩く演出があったんだけど(何を言っているか分からないと思うが本当にその通りなんだ)、そんな複雑な演出もしれっとこなす。かっこよ〜
正面スクリーンの映像も都度凝ってて、ご尊像そのものを視界に入れたい気持ちがあるのはもちろんのこと、ショーとして全体を楽しめる構成だった印象。

疑問だった歌ってるのか否か問題、曲によっては歌ってるし歌ってないのもあるしまちまちだったけれど、ジャニーズに関してはそこに拘ることはナンセンスであることを知ってしまった。そこにいるだけですごい。ありがたい。本気で歌う人が見れるのはスターダストの良さだし、一方でショーとして楽しむ気持ちで見れるならジャニーズも全然あり。

コール、振りコピはほぼ無しなので、予習していなくても疎外感無し。手拍子すらない。だってみんなうちわとペンライトで両手塞がってるんだもん。

各々好きなタイミングでキャー!って言っていれば何とかなる。全然何とかなる。コンサート中は常に「キャー」がボリューム絞ってどこかしらで流れていて、たまに誰かのヤバい表情が抜かれるとそのボリュームが超大きくなって、また絞られたキャーがどこかしらから聞こえてくる。しゅごい。常にジェットコースター。セクシーゾーンさん2時間半もジェットコースターに載せてくれてありがとう。

エビ中現場ではレスなんて貰ったことないし、レス貰うよりはステージで全力出してるエビ中ちゃんを見ていたいからレス貰うことへの拘りは無かった。せいぜいトロッコ乗ってるときくらい。
けれどジャニーズの場合レス、もといファンサもらって(してあげて)ナンボみたいなところあるからもうガッつくよね。マリウスさんありがと…17才…

1人ずつ「みんなのこと大好きだもん!」「俺の方が大好きだもん!」みたいなこと言ってくださる曲あったけれどあれは何だったんだろう。ありがたい、、菊池さんは「最近梅干しが好き」って言ってたけれどそんな菊池さんも好き、、、風磨ってお名前、きっと「雨洗風磨」から来ているよね?素敵やん…

MCコーナーは1回きり、それ以外アンコール含めた2時間半ほど歌いっぱなし踊りっぱなし。そしてMCがセクチャンやラジオからそのまま抜け出してきたみたいで普通に面白い。エビ中ちゃんのグダグダMCを見守ることに慣れていたので普通に笑かせにくるMCは新鮮だった…マリウスさんの「北海道って一番大きいんだもんね、東京で」が忘れられない。

そして衣装のオタクとしては、頻繁なお着替えが嬉しい!し、全部可愛い。
セクシーゾーンさんの衣装は基本だるっとしてて用途不明の紐が飛び出てたりやたら大きいフードついてたり絶対背中のサイズに合ってないガバガバの羽織着てたりするんだけど、明らかに育ちのいい子がワルぶってる格好するのが大好物なのでほんとにありがたい。ありがとう。もちろんシュッとしたキラキラの王子様な衣装もバチクソ似合うので何???って感じ。
印象に残ってるのはデニムの継ぎ接ぎ風(聡ちゃんがダボダボでマリウスさんが短ランみたいだった)、ピンクの衣装、アンコールのジャケット+ツアーTシャツかなぁ。ケンティさん超足細いのな。

終盤にメインステージに出てきた真っ白で大きな「XYZ」のモニュメント(?)、5人がそれぞれ違う色のインクをハケにつけて、ピシャっとインクをつけていく。きっと1公演ことに重ねていってオーラスにはカラフルに染まるんだろうなぁ。都度演出がおしゃれ。
演出といえば菊池さんがプレイヤーになってほか4人の乙女ゲーをやるコーナー、今回は生意気シャンパンボーイ佐藤勝利くんだったけれど、きっと公演毎にメンバーもシチュエーションも違うんだろうなぁ。スクリーンに映る映像が普通にソレっぽかった。くまさん抱っこした甘えん坊将軍松島聡くんが見たすぎる。円盤まだ?

そんなこんなで超とんでもない界隈に片足を突っ込むつもりが両肩まで沈んでしまった気分です。まぁ、年1回でも現場行けたら良いかな!とりあえずファンクラブこれから入ってウェルセク買います。

廣田あいかさんの転校、ここがすごかった

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2018年1月3日、私立恵比寿中学から出席番号6番ぁぃぁぃこと廣田あいかさんが転校しました。
転校公演私立恵比寿中学迎春大学芸会〜forever aiai〜」をライブビューイングで見守りましたが、廣田さんが持つメンバーへのぁぃ、ファミリーへのぁぃがどの瞬間にも溢れていた、本当に温かい学芸会でした。そして廣田さんは本当に、本当にすごい人だ…
 
公演そのものの様子というよりは、自分が廣田さんすごい!!温かい!!泣と感じたところを挙げていきます。
廣田さんの言動の裏を勝手に読むような真似も随所でしてしまったので、お前にぁぃぁぃの何がわかる!と言われたらそれまでです。書いたのはあくまで自分が感じたこと、考えたことで、捉え方の違う方に押し付けようという意図はありません。ご承知ください。
 

natalie.mu

公演内容については大正義ナタリーさんをば。

 
その1、徹底的な「エビ中」のプロモーション
廣田さんの目的は恐らく、新生エビ中が今以上に輝けることをファミリーに伝えること。
エビ中の素敵なところ、メンバーの良いところは自分がたくさん知っている。自分が転校することで戦力がダウンしたなんて誰にも思われたくない。そんなメラメラが心のうちに芽生えていたのかなと思います。
ステージセットはシンプル、花道やセンターステージなどは無し、サプライズやソロ歌唱も無し。エビ中のポテンシャルだけで最初から最後まで学芸会を創った印象です。
 
内容はいい意味で、いつものエビ中の学芸会。
「サドンデス」の小芝居で「ぁぃぁぃ」コールを入れるなどの変則はあったものの、「また明日」「永遠に中学生」「イッショウトモダチ」「約束」など転校に際して歌われることの多かった曲は披露せず。
(「また明日」は翌日のebichu prideで披露されて、なるほど意義深い)
(「横一列」を強調する「サドンデス」で敢えて自分が主役になる小芝居を入れて最後は大円団、というのが絶妙)
 
廣田さんが見せたかったものが「廣田さんの好きなエビ中だったとするとするなら、特別感のあるステージだけでなく「いつもの学芸会、いつものエビ中」を廣田さんが好きだったと考えて良いでしょうか。
集団行動や女の子グループが苦手と常々話している廣田さんが約8年いたエビ中のステージは、もちろん毎回が非日常なステージじゃなくて、ただただ温かくて賑やかだったステージがたくさんあった筈。そういう普段の温かさを廣田さんが大切にしていたからこそ、あのステージ構成だったのかと思いました。
 
多くのファミリーが抱いていたであろう、アイドル・廣田あいかの最後の公演を、そして7人のエビ中の最終章をじっくりと見守りたいという気持ちに応えてのステージ構成でもあったかなと思います。
歌だけを聴かせる「ちゅうおん」が秋に成功したから、エビ中のポテンシャルだけでファミリーが満足できるという手ごたえもあったのでは。
(ただ「金八DANCE MUSIC」のテープ演出はドドドド派手でした。最高。)
 
そして「この曲をやらないと後悔する」と言って歌ったのが「くっつきブンブン」のユニット曲「いつかのメイドインジャピャ〜ン」
ソロ曲や「コミックガール」などではなくこの曲を選んだところに愛を感じます。みんなくっつきブンブンが大好きなんだよ〜
 
その2、今後の予定を言わない
廣田さんが転校を発表した時のブログです。
1番の理由は
想像してた18歳と比べて
今、
足りないな。と思うこと
やってみたいな。と思うことが
まだまだあり
私の人生を
後悔したくないので
決断させて頂きました。
こうとまで言っている子が、まさか次の予定を考えていないはずがない。それでも廣田さんはforever aiaiの場で、一切自身の今後の予定を話しませんでした。
アイドルの卒業には、今後どういった道を歩むのかといった話題がつきまといます。女優になるのか、ソロ歌手になるのか、結婚するのか休業するのか、引退するのか。ニュースサイトでも「卒業後は女優として…」なんて書かれることが定番だし、ファンならずとも、この子アイドル辞めてどうするんだろう、と思うのが世間一般の反応でしょう。
廣田さんとしてもその辺は分かっているだろうし、「これからこんな仕事をします」とか「まだ言えないけれど決まっています」とか、よしんば決まっていなくても「未定です」とか、何か一言話すことは出来たはず。
芸能は辞めないということは常々語っていたのでファミリーとしてはその点安心ですが、自分を始め廣田さんの進路を気にするファミリーは多かったと思います。
ところが廣田さんはスピーチでも「今後、インスタは続けるんで、気になってくださった方は携帯見てもらえればなーと(笑)」くらいの軽さで、今後の芸能活動については一切触れませんでした。
ここで何かを言ってしまうと、ファミリー、ひいては世間の関心が自分の今後に向いてしまう。
自分がもし喋ればニュースサイトなんかでは記事になるだろうけれど、世間的にエビ中が「あの目立つ子が居なくなったグループ」と認識されるかもしれない。それは廣田さんにとっては、とても不本意でしょう。
今日このステージは「アイドル・廣田あいかの姿を目に焼き付けてほしくて、さらにこれからの新生エビ中の魅力を知ってほしい、と心から願う廣田さんにとっては、アイドルの卒業には付き物の未来の話でさえ不要だったんだなと、潔さを感じました。超かっこいい。
 
その3、ファミリーとの距離感
エビ中愛ももちろんですが、ありがたいことに、ファミリーへの愛もしっかり受け取りました。
LV勢として個人的に嬉しかったのが「ラブリースマイリーベイビー」。ステージ上のカメラに向かってメンバーが猛アピール。LV会場にどアップの笑顔がしっかり届きました。
forever aiaiは相当の倍率で、全国29箇所で開催されたLVもほぼ売り切れ。かなりの人間が会場に行くことを泣く泣く諦め、全国各所の映画館で公演を見守りました。そんな人たちにLVにありがちな置いてけぼり感を感じさせないサービスタイムでした。
 
その4、最後のブログがすごい
廣田さんのブログには名文が多い(と言うとどうにも偉そうですがご容赦)のですが、公演終了後の最後のブログは、本当に温かくなる文章でした。

lineblog.me

最後に。

私を応援して下さった貴方へ。

私を見つけたのが
何時だとか 何処だとか 関係なく
あの時、足を止めて。
その時、足を運んで下さり
支えて頂いた時があったから。

今の私が居ると思っています。

思いはびっくりするほど
私の心に届いているし
応援は本当に力になるということ
ずっと覚えていて欲しいです。

私は、挫けそうになった時
本当に貴方の声で
乗り越えて来たと思っています。

信じて下さったからこそ信頼して
いろんな挑戦をさせて頂けたと思っています。

アイドルとはいえ人間であるはずで
しっかりと"心"があって
嬉しい時もあれば悲しい時もある。

でも、この職業は
どんな時でも、笑っている。

心を動かさずに居ることに慣れ
人間らしくない自分に
恐怖を覚えた時もあったけど

それでも、貴方からの言葉には
心がびっくりするほど動かされて
「アイドルになれて良かった。」と
思えることが数多くありました。

貴方は、本当に
人を幸せに出来る力があると思います。

私は、たくさんの幸せを頂きました。

だからまた、誰か を 私のように幸せにして欲しいです。

好きだ!と思える 誰か を探し、逢いに行って
私のことを忘れるくらい応援して欲しいです。

そしてなにより
ずっと、幸せで居てください。

私は、貴方の幸せを
ずっとずっと、願っています。


私と出逢って下さって
本当に、本当に、ありがとうございました。

 

廣田さんの転校を機に「推し変」をするのは、これからもアイドルのファンを続けていく人たち。廣田さんとしても他のアイドル(特にエビ中メンバー)の魅力をもっと知ってほしい、自身も大好きなアイドルシーンをこれからも楽しんでほしいという気持ちがあると思います。
ただ、この「誰か」というのは、アイドルに限定していないんですね。転校がきっかけでひっそりとオタ卒、オタ卒とまで行かずとも「ぁぃぁぃもエビ中辞めちゃうしそろそろ自分もアイドルばかり追いかけてないで、色々頑張らなくちゃ」と考える人も居たかもしれません。
廣田あいかを幸せにしてくれたあなたなら、勉強や仕事、お家のことを頑張っても、絶対に周りの人を幸せにできる。深読みかもしれないけれど、そんなメッセージを受け取りました。
 
アイドルとファンはどうしてもお金の匂いがしてしまう関係だけど、廣田さんはそんなつまらない大人の事情を飛び越えて、幸せを分かち合える人間関係を我々ファミリーと築いてくれようとしていたのかなと、悔しいことに今、やっと気がつきました。
お話好きの子というイメージが強かったけれど(今もだけど)、こんなに熱くてしっかりとした気持ちがあったからこその「お話好き」だったのかなと今となっては思います。
 
正直なところ最近、ファミリーとしての自分はこれで良いのかと戸惑うことが多くて、というのもエビ中をひとつのビジネスとして見た時に、自分が決して良い消費者ではないということに気づいてしまったからです。CDそんな何十枚とか買わないし。学芸会とかイベントとかも行けて年に数回だし。
約4年半、こんなに大好きで元気をもらい続けているのに、結局一部のファミリーの声しか届かないのかなとか、お金を遣ってくれるファミリーの方が必要とされているんだろうなとか、負の思考に陥ってしまい、少し卑屈になっていました。
でも廣田さんのブログを読んで目が覚めました。
エビ中が大好きという自分の気持ちはきっと届いていて、0.1秒でもエビ中を動かすエネルギーになっていたのかもしれないと思うと、なんて自分は甘い考えだったんだと。初めて好きになったアイドルがこんなにファン思いだなんて、自分は本当に幸せです。
 
廣田さんが転校発表後たまに言っていた「会いに来てくれて、出会ってくれてありがとう」という言葉について。(パンフレットや生写真のサインなんかでも時折見かけました)
アイドルがいくらライブやイベントをしたって、ファンが来ないことには成り立たない。存在を知ってもらうにはアイドルの側から働きかけるだけじゃなくて、「この子の名前何ていうんだろう」というファン未満の人からアイドルへのアクセスも必要。
そういった小さな関心、小さな出会いが重なって今のエビ中ファミリーが成り立っている。それを分かっていたのは他でもないエビ中ちゃんたちだ。
顔も名前も分からない・知らない、どんなファミリーでも、ファミリーならばみんなに「ありがとう」というのが、廣田さんの気持ちなのかなと、自分はやや自分に都合よく解釈しています。
エビ中やメンバーの進む道については全部を肯定しようというスタンスで応援していますが、逆に自分のことを肯定してもらえた感覚です。
 
 
以上、保護者面ファミリーの感想でした。改めて廣田あいかさんという人間の大きさ、そして廣田さんの期待をパーフェクトにこなす6人の器用さを感じた次第です。
1月4日私立恵比寿中学新春大学芸会〜ebichu pride〜」見れなかったけれど6人のエビ中ちゃんが輝かしいスタートを切ったようで本当に嬉しい。
春ツアーもあるみたいなので、新章エビ中ちゃんを見られる日を楽しみに待っています〜〜〜北海道来てね!
 

衣装で振り返る2017年の私立恵比寿中学

私立恵比寿中学ことエビ中ちゃんの大好きな要素はたくさんあれど、衣装が毎度毎度最高で大好きなので、2017年のエビ中ちゃん衣装を振り返ります。忘備録というのが本心です。轟けディスクリプション魂。

どこまでを「衣装」とするかは難しいところだけれども、ここでは基本的に「メンバー全員とお揃いのデザイン(コンセプト)」+ソロコン着用の衣装を取り上げます。
よって生写真などの私服風衣装、個人仕事での着用衣装は(追いきれないので)除外する方針です。Tシャツの類も含まないこととします。
発表(?)された順番に載せるようにしましたが、よく分からずグチャグチャになっている部分あると思います(特にキャンペーン系の衣装)。各衣装の呼称は完全に自己流なので、誤解を招くような表現があったらごめんなさい。服飾の勉強をしてきた訳でもないのでトンチンカンな用語を使っているかもしれません。
抜けや記憶違いがあったら教えてください。

 

新春特別公演 私立恵比寿中学×Negicco~当日までには仲良くなろうね~

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赤系と黒系の2パターン。和服っぽさ全面には出していないけれど亀甲紋の帯や綱っぽい素材の髪飾り・お袖留めでお正月感。メンバーによっては半袖でだったりノースリーブだったり。

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和服風は2015年「ふじいとヨメの七日間戦争」の印象が強かったけれど、今回みたいな大人っぽい系でもバッチリはまる成長っぷりを年始から目の当たりに。

エビクラシー

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あまり動きやすそうには見えないのでジャケット撮影用かと思いきやフリーライブからMステから氣志團万博まで大活躍。

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こんな可愛い帽子が与えられたアイドルこれまでにいましたか???いたらごめんね???

エビクラシー、春ツアーの衣装については以前書きました。

リンガーハット

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エビ中ちゃんのスカートは制服風を除くと、アイドル然としたパニエinのもさもさボリュームなスカートが多いけれど、これは珍しくシュッとしたワンピース。白の丸衿やふんわりしたお袖で少女感を出しつつも、スカート部分はちょっと大人っぽく。ベロア地がおしゃれ。シークレットライブ参戦できたファミリーが本当に羨ましい。

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なにせ黒のベレー帽がかわいい。ベレー帽のおかげで普段はポニーテールの真山りかさんが髪おろしてるのがとても良い。

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柏木ひなたさん、恐ろしく似合う。

 

私立恵比寿中学 IDOL march HALLTOUR 2017~今、君とここにいる~

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前に述べた通り。
セーラーなケープの下にバラ柄が印象的なセットアップ。大正の女学生が一瞬にして大正の貴族になる感じ、ここは鹿鳴館かな?
袖のレース、肌が透けてるのが大人っぽくて本当に良いです。

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レースのお袖止め超可愛い。

なないろPV



映像中でコロコロ色が変わるのでどの色が衣装そのものの色なのか見分けるの試されがち。

メンバーカラーじゃない色味バラバラ衣装は「手をつなごう」PV以来?この頃エビ中を覚えたばかりだったからメンバーカラー大混乱していたのが懐かしい。

ココナッツサブレ(ベスト)

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ココナッツサブレ」パッケージやホームページ等に載ったくらい?の、生憎登場回数少なかったサブレ色の制服。

エビ中 夏のファミリー遠足 略してファミえん in モリコロパーク 2017

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2016ファミえんで全オタクを震撼させた肩出し浴衣衣装アゲイン。
衿はセーラー。浴衣にセーラーくっつけるってすごい。袖の浴衣感は去年より高くて肩の露出部分は減。スカートの形がそれぞれ違う。
柄はグッズのアロハシャツ・ハーフパンツと同じ柄。去年の浴衣衣装もグッズの手ぬぐいと同じ柄だったな。

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ちょっと逸れるけれどファミえんグッズを着たアロハなエビ中ちゃんが信じられないくらい最そして高。どう考えても育ちの良さそうなアイドルが全力でワルぶってる図が大好きすぎる。

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昨年度の浴衣風衣装は今年のTOKYO IDOL FESTIVAL熱帯雨林ちっく衣装はめざましライブで再びお披露目。1年越しの衣装着用って珍しかったかも。

白半袖ワンピース制服

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結局何用だったんだろう?立命館大のプロモーションで着ていた以外に思い出せない。この衣装で踊っているのも見たことが無い。エビクラシーのセーラーだと暑そうだから夏用制服作ったのかな。?????
衿元が可愛いのは言わずもがな、スカートの襞めっちゃ手が込んでませんか?正面のボックスプリーツの脇に細いプリーツがちょいちょい見える。

→2018.07.11 れいな様より、GIRL'S FACTORYの衣装では、とのコメントをいただきました。恐らくご教示いただいたとおりです。ありがとうございます!

 

YELL

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チアリーダー風。赤青黄の三原色が超元気で超目立つ。ふわふわ袖のスカラップの配色が左右で違ってて可愛い。
「リアル頑張ってる途中」番組一周年記念公開収録&ミニライブでしか披露されてない?であろう、インパクト大にしては案外貴重な衣装。

リアル頑張ってる途中

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Tシャツの類は含まないとしましたがラジオ番組「リアル頑張ってる途中」Tシャツと、これに合わせる用のスカート。HEREさんの衣装と同じ布らしいというほっこりエピソード付き。Tシャツは廣田あいかさん御用達ブランドgalaxxxyさんデザイン。

EBI TOUR

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2種類。含めるか迷いましたが好きだから載せます。お渡し会で間近で見たオタク発狂しませんでしたか?心配です。

ココナッツサブレ(セーラー)

https://youtu.be/aimq97V4Kjc

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前にちょろっと。長手袋はAnother Day(2013年マクセル・アイヴィブルーのキャンペーン)以来?

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↑はパフォーマンス時の写真だから手袋してないんだけど本当はしてるんだけど写真出てこない。

シンガロン・シンガソン(制服)

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シンプルに見せかけて結構スカートのボリュームがあって、踊るとぶわっ!と広がるのが可愛い。

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えんじ色のラインが革っぽい素材でちょっと秋っぽい感じ。

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靴はローファーかと思いきや案外スニーカーなのがまたツボ。

 

takuty.comタクティ~さん案件。

 

私立恵比寿中学オータムナインツアー2017~エビ中ってなんか説明しづらいけど見とかなきゃ損なグループなんだって!~

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LUCK TO THE FUTURE(2014年初春)以来?のチャイナ風。LTTFと比べるとお袖のフワッがボリュームダウンしたり白の丸衿が金の角衿になったりレースらしいレースが無くなったり、和服風衣装(俺の藤井→エビネギ)と同様、大人っぽくアップグレードした印象。柄が大きくて着こなすの難しそうだけど全員似合ってるの流石女優事務所ですとしか。

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参考画像。

'https://youtu.be/ZEpSfU29doA

https://youtu.be/6SZBZPQAtdM

真山りかさんはソロ仕事の衣装でチャイナ風が多いからこなれた感じある。(?)

シンガロン・シンガソンPV

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完全ぁぃぁぃ意識の原宿系衣装。真山りかさんのセットアップはMILKらしいと何かで見たけれど他はリサーチ出来ていません。

私立恵比寿中学秋田分校~学芸会は3杯目が一番美味い

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毎年シンプルなセーラー服着用の秋田分校、今年は胸もとと頭に黒×赤の市松模様のリボンがついてちょいアクセントに。

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真山さんのポニーテール、はいからさんが通る感。

 

年間通じてのグループ着用衣装は以上です。上に取り上げただけで合計17種類。他所のグループに比べて多いのか少ないのかは分からないけれどどれも全部可愛いくて個性的。すごい!ありがたい!

以下からはソロコンサートの衣装です。

 

廣田あいかさんソロコンサート「ァィヵヮィィ」

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廣田さんが大好きな衣装デザイナー、さくらいかおりさんプロデュースの衣装。詳しくはぁぃぁぃのブログに。

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ゲストの小林歌穂さんも大活躍。小林さんのハデハデ衣装は恐らく廣田さんの私服かな。パンダしゃんはエビ中カレンダーの撮影でぁぃぁぃが使ってた着ぐるみ。

柏木ひなたさんソロコンサート「Live in the moment!!」

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エビ中ではあまりない黒のワンピース。私服がスタイリッシュ寄りの柏木さんがこういうフワフワキラキラなテイストの衣装をご所望なさった事実だけで最高。

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後半はオレンジ。

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よく見るとスカートにお猿さん!!!!!ギャップたまらない。

小林歌穂さんソロコンサート「ぽーランド2」

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アンジェリックプリティ!ご馳走様でした!あなたがぽーランドのお姫様です!!

個人的にアンプリのお洋服はロリータブランドの中でもキャワイイ系という認識で、えんじ色とかノスタルジックな落ち着いた感じならむしろイノセントワールドとかかなと思いきや、舞台映えする賑やかさで、ほんっとにあなたがぽーランドのお姫様。

安本彩花さんソロコンサート「歌って!踊って!歌謡ショー!!安安」

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焼肉店「安安」(やすやす。決してあんあんではない)の店員さんというコンセプトのもとエプロンが印象的。赤×青可愛い。赤色系の生地をチェック、水玉、ラインと柄違いにしてあるとかそういうこだわり大好き。

中山莉子さんソロコンサート中山莉子の生誕祭。」

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これはお兄ちゃんの宝物ですわ。ふわふわさんがお召しの衣装の雰囲気が好きという話をしていたり(どなたかの握手会のレポートかな?出典失念しました)、昨年の生誕祭でもガーリッシュな衣装を熱望していたりと、乙女全開な中山さん。そんなところが可愛い。

星名美怜さんソロコンサート「ハタチ☆ホシナ」

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前半はプレゼントみたいな花束みたいなドレス。マントとの相乗効果で主役感はんぱじゃない。マントを脱いだら肩出しで可愛いだけじゃないことを思い知る。これがハタチ成分だ。

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後半は大好きなアリアナ・グランデ意識。スタイルが良いとこんな配色のお洋服も似合っちゃうんだなぁ、エビ中の衣装とテイストが違うのに超しっくりくる。ヒトの多様性を感じる。

真山りかさんソロコンサート「まやまにあ」

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真山さんはあまりショートパンツのイメージが無かったんだけど(私服のシルエットは1着目のようなゆるだぼなイメージ)細〜い御御足がバッチリバッチリでメチャメチャ似合うじゃないですか、ありがとうございました。
前半のブラウスのレースと、後半の衿&ショートパンツのレースがおそらく色違い。こういうの好きだな〜

番外編
showroom」配信番組「エビ中タイムス」。

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この写真以外にも別バージョンありますが。楽気くん可愛い。


前年までとちゃんと比較していないから一概には言えないけれど、全体的に大人っぽいデザイン、柄をちょいちょい取り入れつつある気配。ノースリーブ(エビネギ、まやまにあ2着目)にもあまり動じなくなった。ノースリーブはどちらかというと雑誌撮影なんかで着てるかな。
不特定多数(ファミリー以外)の目にもとまるフリーライブや対バンは制服風衣装(エビクラシー制服:『エビクラシー』フリーライブ、氣志團万博/春ツアーセーラーケープ:ぴあフェス、超フェス/シンガロン・シンガソン制服:TOKUFUKU LIVE Connect!でのBiSH対バン、『シンガロン・シンガソン』フリーライブ)が比較的多い印象。
制服系衣装じゃないフェスや対バンでは、エビネギはお正月(=和服)という明らかなコンセプトがあったし、TIFは最近エビ中現場来なくなったオタクに今のエビ中の本気を見せつけにきたメラメラを感じる。今のエビ中は肩をも出すんだぞと。

どの衣装を見ても、あぁ松野さん絶対似合うよ似合ってないわけないよ…と悔しくて仕方がないけれど、素敵な衣装をたくさん着て元気に笑顔を振りまいてくれる頑張り上手で楽しみ上手なエビ中ちゃんを2017年も応援することができて本当によかったです。
「衣装で振り返る」と言いつつ衣装しか振り返っていませんでした。迎春大学芸会は廣田あいかさんワールド炸裂の衣装だと噂で聞いているので、とってもとっても楽しみ。ぁぃぁぃの転校は寂しいけれど、ぁぃぁぃご本人があんなにも武道館を楽しみにしているようなので、自分もワクワクしていたいと思います。

 

(個人的に大好きアイテムであるところのお袖留めはエビネギ、春ツアー、秋ツアー、YELL、中山さんソロコン、星名さんソロコン2着目、真山さんソロコン2着目で拝見することができました。オタクのお目目はハート。)

 

秋田分校に行ってきた話

2017年11月11日(土)、「私立恵比寿中学秋田分校〜学芸会は3杯目が一番美味い〜」に行ってきました。
動機は「11月11日に生徒会長・小林歌穂さんの「その空〜」(感情電車)を秋田で聞きたい」という至極単純なもの…去年までの秋田分校が最高だったというレポートを幾つも見ていたり個人的に秋田という場所に親近感があったり数ヶ月ぶりの学芸会ということも手伝って、開催決定発表時からわくわくでした。
参戦を心に決めた時は微塵もこんなことになるとは思っていなかったけれど、以降の秋ツアーやフリーライブ、年始の大学芸会に現地参戦出来ない身としては現体制(7人)のエビ中のパフォーマンスを見る最後のチャンスになってしまった。
廣田さんが「たまこちゃんとコックボー」で繋いだ秋田との縁を小林さんが引き継ぐというのが、なかなかに美しい話で好きです。

 

11月11日、暴風。
搭乗する飛行機が条件付きの運行になるなど前日からハラハラ。何とか無事飛んだけれどこんなストームライダーみたいな飛行機はもう嫌だ。
秋田空港からリムジンバスで秋田駅西口に直行。
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これが噂の垂れ幕か!


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これが噂ののぼりか!風で見えない!

 

11時から開始した物販は並んでも並んでも前に進まなかったらしいんだけど、ぬいぐるみの顔が一点一点微妙に違うため長考に走るお客さんが多かったからしい。たしかに可愛い。

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地元企業「たけや製パン」とのコラボ商品・平凡人パン。今年は「朝のザクチョコ」「午後の抹茶ホイップ」「晩餐ビーフシチュー&ソーセージ」の3種類。美味しくいただきました。(抹茶ホイップ推しです)
去年は速攻で売り切れたらしく、今年は4倍作った?らしい。確かに開演前でもまだ売ってた。

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お昼ご飯は秋田駅前の西武で佐藤養助の稲庭うどん小林歌穂さんおすすめらしい納豆かけうどん(つぶ)を注文。

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小林さん・安本さんのサインがありました。

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 開演までは秋田県立美術館で「レオナール・フジタとモデルたち」観覧。
秋田分校の翌日はこの美術館のすぐ近く「にぎわい広場」で秋田分校文化祭。安藤忠雄もまさかお膝元が現場になるとは思ってなかったろう。
衣装展や美術部を見る時間が取れなくて残念。

16時から学芸会スタート。

1.きっとインフィニティー!
ローカルヒーロー超神ネイガー」のショーからのインフィニティー。決めポーズ(静止)の振り付けが可愛い。

2.HOT UP!!!
→現場で聞くの初めて。なまはげ郷神楽さんの和太鼓とのコラボレーション。ブチ上がり。寡聞にして存じ上げてない団体さんだったけれど、めっちゃ精力的に活動なさっている方々でした。

3.制服”報連相”ファンク

4.Go! Go! Here We Go! ロック・リー
→衣装展でロック・リー出てたから来たら嬉しいと思いきや。真山さんの煽り大好き。
写真集発売という夢を叶えた中山莉子さんの「自分を信じないやつなんかに努力する価値などない」。重みが違う。

5.シンガロン・シンガソン
→髪を振り乱して踊る廣田さん。本当に楽しそうだった。
作曲作詞編曲を手がけたMrs.GREEN APPLE大森元貴氏いわくこの曲を作った後に廣田さんの転校を知ったらしいんだけど、そうは思えないくらい奇跡の応援歌。

bngu.hatenablog.jp↑「シンガロン・シンガソン」初見の所見です。

6.サドンデス(私立恵比寿中学+pramo)
→宣伝をしながら早々と脱落していくゲストのローカルアイドルpramoさん…。

tter.com/abs_event/status/929499225527693312

https://twitter.com/abs_event/status/9294992255276

https:https://twitter.com/abs_event/status/929499225527693312はてなブログ 十字マーク//twitter.com/abs_event/status/929499225527693312

ああhttps://twitter.com/abs_event/status/92949922552769332https://twitter.com/abs_event/status/9294992255276937.祭りだぜぃ!!(pramo+小林歌穂
→pramoさんの持ち曲。秋ツアーもあったことだし、練習したり合わせたりする時間はあまり無かったことが拝察されるものの、バッチリ煽りまできめる小林さん。

8.YELL(私立恵比寿中学+pramo)

9.春の嵐
→回数重ねているからというのもあるかもしれないけれど、春ツアーで見た時よりも洗練されている印象。オーソドックスセーラー服が映える映える。安本さんと小林さんのペアのダンス正直どきどきして堪らなかった(元百合姫読者)

10.藍色のMonday

11.ハイタテキ!

12.大漁恵比寿節(私立恵比寿中学+ドンパン娘)
→事後アンケート第一位。この曲が出た時はどんな場面にハマる曲になるんだろうと思っていたけれどこんなにハマる場が出てくるとは。もう秋田分校の曲だなー。廣田さんの口上ももう聞けなくなるのかと思うとかなり寂しい。ドンパン娘さんたちの踊りがすごくマッチしてた。h

https://twitter.com/tamariba10/status/930767315628539904

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httpshttps://twitter.com/tamariba10/status/930767315628539904://twitter.com/tamariba10/status/930767315628539904

https://twitter.com/tamariba10/status/930767315628539913.紅の詩(私立恵比寿中学+藤原美幸)
→民謡歌手の藤原さんはハート柄のお着物で登場。パワーとパワーのぶつかり合いみたいな頂上決戦みたいななんかもうすごいことに。

14.日進月歩

15.アンコールの恋

16.まっすぐ
→柏木さんの涙を見てしまった。その横で今日いちかよってくらい小林さんがニコニコしてたのも気になる。

17.感情電車(私立恵比寿中学+名桜高等学校吹奏楽部)
→これが聴きたかったんだ…泣
演奏は名門の名桜高等学校吹奏楽部。あの大人数での演奏+歌唱なのに、指揮者の姿が見当たらなかった。すごい。
まさかこの公演のためにアレンジしたの…?とも思ったけれどそういえば感情電車マーチングver.があったなぁ

18.MISSION SURVIVOR(全員集合)
→これまでのゲストがステージ+通路に全員出てきてタオルぶんぶん。
ぁぃぁぃの「咲かせて\ぁぃぁぃ!/愛の花」を聞くのはもう最後かと思うとしみじみしてしまうけれど、そんな感傷もブッ飛ばす熱量。
小林さんの「踊れー!」のロングトーンが長い。かなり伸びる。小林さんが『エビクラシー』あたりで自分の歌い方を見つけたというのは聴いている側としても実感があったのだけど、「感情電車」的な柔らかい歌い方だけじゃなくてドンチャン騒ぐ曲でもバッチリ決められる歌い方まで身についたというか、発声とか根本レベルで自分らしい歌い方を見つけたんだなぁ。「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」冒頭の廣田さんのシャウトを引き継ぐのは小林さんかしら…と想像してしまう。
目の前の通路に出てきたドンパン娘さんが「とんでもない所に来てしまった…」みたいな顔をしていたり、ショッカー?とタオルでバシバシし合ったり、美幸さん御一行の袴着たいおじいちゃまがステージでちょんちょんとタオルを振っていたり、なんかもう大変なことになっていた。
締めにふさわしい大円団。お祭り大国・東北で、大人数で、お祭り騒ぎの曲をやるということの意義を感じてじーんとなる。(考えすぎ)

 アンコール
19.CHAN-CHARA-CHAN
→案外いろんなところでやってるからか、最初は??って思ってたけれど楽しくなってきた。なんとなく星名さんの声が映える気がする。

20.なないろ
→松野さんも秋田に一緒に来たんだな!って気持ちになってほっこり。

21.スーパーヒーロー
→今ここがスタートライン。この公演終わったら色々頑張らなきゃいけないことが待ってるなぁと思っていた自分にとって最高の応援歌でした。

MCは秋田弁マシマシな以外はいつも通りのゆるいトーク
小林さん、平凡人パンの話が出たとき「おすすめは?」と他のメンバーから振られて「一つを選んだら他の二つが悪いみたい!あ、でもこだわりはね…」(要旨)と答えていて、こういうところが小林さんの好きなところ…

 全編通じて。

「きっとインフィニティー!」がレアな曲、あとは比較的最近の曲(9人時代の曲は「Go! Go! Here We Go! ロック・リー」のみ)で、あまり古参歓喜〜みたいなセトリではなく、最近エビ中知った人でも楽しめる曲中心なのかなという印象。

公演後にABSのツイッターで秋田分校に登校した秋田の高校生へのアンケートがあったことからも、県外から登校するファミリーだけじゃなくて、地元だから登校した比較的ライトなファンへのウケも秋田分校の重要な要素だったのかな。

もちろん垂幕やのぼりなんかで歓迎ムードが滲み出ていたり、入場時にどこから来た・何泊した・どこへ行った・いくら使った…など答えるアンケートが配られたりと(去年もあったみたいですが)、県外から登校するファミリーの満足度ももちろん気になるところだったと思わしき。だからこそ、みんなが分かる曲を秋田でしか出来ない演出で魅せることに集中したセトリだったのかなという推測。

仮契約のシンデレラ」「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」あたりのお馴染みブチ上がり曲がセトリに無くともブチ上がれるというのはもう言い尽くされているだろうけれど、今回も実感。

ゲストと絡む演出が1/3近くを占めるというエビ中にとって珍しい機会でもある秋田分校。ただしこのゲストが嫌味のない繋がりというか、純粋な温かいご縁で繋がっているんだろうなぁと感じられる方々ばかりで、これからも何かまたあるんじゃないかなぁと期待が膨らみます。

詳しいことはよく存じ上げていないけれど大洗だってガルパンで盛り上がっているし(しかも長期的に)、ある程度の規模・集客力があるコンテンツが地方で息長く展開していく事例はこれから増えるかもしれない。良いことじゃん。
春はツアー、夏はファミえん、秋はツアー+秋田分校、冬は大学芸会。どれも恒例行事感が出てきてますます中学生。これからも色んなことが起きるだろうけれど、変わらないエビ中の要素の1つとして、長く続いてほしいです。また来年も行きたいなー。

 

 

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夜は居酒屋、その名も「えびす」にて日本酒に比内地鶏いぶりがっこ、きりたんぽをたすたす。ごちそうさまでした。

 

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翌日は内地上陸記念にタワーレコードカフェへ。女性客が多くてびっくりだしギャル系のお姉さんなんかもいらっしゃってビビり倒しながらカレーとラテをいただきました。

 

年内の現場全部終わってしまった……

エビ中ちゃんの現体制も残りあと僅か。来年はくっつきブンブンが成人、カホリコがLJK。来年もエビ年。forever aiaiのライブビューイング決定嬉しいです。ブラックタイガーからの年賀状を楽しみに頑張ります🖋

 

「シンガロン・シンガソン」と、廣田あいかさんの転校に寄せて

私立恵比寿中学の11thシングル「シンガロン・シンガソン」のMVが11/2に公開されました。

秋ツアーに参戦できていない自分にとって、公式動画で少し聞いていたものの、フル尺で聴くのはこのMV公開が初めてです。

Mrs.GREEN APPLE大森元貴氏が作詞作曲編曲を手がけた曲。

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2018年1月に転校を控えている廣田あいかさんが好きなバンドと公言しているので、「廣田さんに送る曲」と明言されていなくとも最高のプレゼントだなぁというのが第一印象。泣

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MVの衣装は、ジャケ写が清楚!お上品!な制服風衣装だったのを裏切るような、ポップな原宿なKERA!ッコな衣装。全員黄緑(青緑?)のウィッグ、緑系の服と色遣いをぁぃぁぃのイメージカラーである黄緑に寄せている。
何回も転ぶエビ中ちゃんが撒き散らすのはカラフルなおもちゃ、お菓子、ぬいぐるみ…これもぁぃぁぃワールドに寄せていることは申す間でもないです。

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映像が切り変わるスレスレのタイミングで、ぎゅって目をつぶる笑顔をしてみたり舌をぺろっと出してみたり。
ほんの一瞬なのに脳裏に焼きつかせる表情を作るのは、廣田さんの才能の一つというかもはや匠の技。

 

サビで何度も歌われる「ギャンギャンギャン泣いてもいいんです」「ギャンギャンギャンと泣くことも大事です」
2011年4月の「4.10中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事〜眩しさの中に君がいた」の挨拶ではしゃくりあげて泣いていた廣田さんだけど、合同出発式(2014年春)で真山さん廣田さんにはステージで泣かないようにという指示があったり、ステージで泣くのは廣田さんが思い描くアイドル像ではないということも語っていたり(出典失念しました)。とにかく涙を流さない。「涙は似合わない」を地で行くアイドル。
今年のエビ中松野莉奈さんの逝去という悔しくて悲しい出来事から始まったけれど、この時のエビ中ちゃんは人前で大声上げて泣くことは無かった。

クイック・ジャパン131

クイック・ジャパン131

 

これを受けてQJ vol.131のソロインタビューにて廣田さんは「メンバーに会うとそれを忘れられるっていうか、アイドルとしての私たちになれるんで。…そうなっちゃったほうが楽だから。考えたくないから。…そこはある意味強い部分でもあるけど、言っちゃえば気持ちを押し殺してるわけで、…」と語っている。

絶望的に悲しい時でさえアイドルとして笑顔になれてしまうこと、涙を封印できてしまうことの哀しさ。「涙」に敏感だった廣田さんだからこその感想。

NEWS ZEROエビ中密着(8/24放送)で廣田あいかさんが溢れる涙もそのままに今後の決意を語っていたのを見て、ファンとしてはなんだか安心してしまった。「アイドル=涙を見せない」という己の理想にかなりストイックな廣田さんにとってあの映像が地上波で流れるということはどういう気持ちだったんだろうとも思うけれど、あれはもう吹っ切れた廣田さんだったのかもしれない。

ともかく廣田さんを語る上では「涙」がキーワードになると思っているので、アイドルを辞めて「廣田あいか」になる廣田さんを送り出すのに際して、泣くことを肯定するこの歌詞はぴったりだと思います。

 

個人的に、廣田さんの転校は明るく送り出してあげたいという思いが強かったから、ラストシングルが優しく強く背中を押すような曲で嬉しい。「僕らのFIGHT SONG」、つまり新生エビ中の看板を背負っていくことになった6人の応援歌でもあるから、廣田さん転校後も変わらず歌っていってほしい。

 

秋田のセトリと日本酒のことを考えながら君に会える週末を思ってやり過ごします。

『エビクラシー』全曲レビュー(4)藍色のMonday/春の嵐/フォーエバー中坊

(忘れてた訳じゃないよ書き溜めて(いる間に他のいろんな人のレビューやブログ読んでたら書きたいことが分からなくなってい)ただけだよ!
久しぶりの登校(秋田分校)を控えているのでワクワクしています。いぶりがっこ食べるぞー)


10「藍色のMonday」

出席番号7番、星名美怜さんのフューチャー曲。美怜ちゃんというお名前、「美」は言わずもがな、「怜」は「かしこい」って意味だから本当にピッタリだとつくづく思うしこれからも何回でも言うよ「玲」だと「たま」だよ。
ふわふわ可愛い且つ気怠げ。やらなきゃやらなきゃ、って思ってボンヤリしているのも大切な時間。踏ん張るだけじゃなくてたまには足踏みするのも良いよね。

 

星名美怜1st写真集「MIREITOPIA」

星名美怜1st写真集「MIREITOPIA」

 

 校長はアンニュイで気怠げな星名さん推しとのこと、去年までポップで健康的な星名さん推しだったのに……でもすごく分かる。きゃんきゃんしてる子のちょっとした憂鬱って見てみたいし、星名さんには彼女の背景を知りたいって思える何かがある。
振りがうろ覚えなんだけどサビは案外陽気な感じで可愛い。


11「春の嵐

出席番号3番、真山りかさんのフューチャー曲。最年長がびしっとキメてくれました👏って感じのエモい曲。ノーベル楽曲賞。真山さんの声質と世界に合ってる。

オサカナさん、楽しそう。
「藍色のMonday」と同じ振付師さんらしい。疾走する振り付け初めて見た。「靴紐とファンファーレ」も楽しみだな〜

Aメロの「何でもできる気になって」はネガティブな文脈なのに、サビでは「何でもできる気になってもう一度大声で歌え」になる前向きさが好き。大人っぽい曲で歌われる「大人になってしまう前に」が重たい。の割にはこの曲の直後で「何歳からが大人とかまぁどうでも良いじゃん」。この何でもオッケー感が私立恵比寿中学

「靴紐とファンファーレ」といえば「スターダストライト」のfu_mouさんが作詞作曲編曲。楽しみ。

エビ中と全然接点ないところで出会って好きで聴いてた曲がfu_mouさんだったときの感動。


12「フォーエバー中坊」

変わってくエビ中、変わらないエビ中を全肯定する。この曲で締まるから『エビクラシー』はエビ中ちゃんのアルバムだなって思える。「青春は今この瞬間」だし「青春はとわに続くもの」。

他メンバーとの差に悩んだり引っ込み思案なのにMCを任されたりと山を越えてきた安本さんの「エビ中やっててほんとに良かったなあ」、
団体行動が苦手で何回も転校を考えたし、飛び道具的な自分の扱いにも悩んだ廣田さんの「エビ中やっててほんとに良かったなあ」、どちらも重みが。
「人見知り」を「なんじゃらほい」して「大家族」になるのは、の「あんな坂こんな坂」を「ケンケンパでるんるんるん」(参枚目のタフガキ)に通じる。泥臭く苦労話をするんじゃなくて、ひょいひょいと語るのがエビ中ちゃんらしいよ。時々涙を隠してることも知ってるけれど。
「テストも宿題もあるんだよずっと」。2月8日から暫くはエビ中の解散まで覚悟していた自分にとってこんなに嬉しいことはない。これからも辛いこと、乗り越えなきゃいけないことが山ほどあるけれど(直近では廣田さんの転校もあるし)、それでもエビ中という物語を読ませてくれることを約束してくれたこの歌詞が嬉しい。

 


おわり!最後に、2017年の春ツアー千秋楽が映像化されることについて。

 

EVERYTHING POINT 5 [Blu-ray]

EVERYTHING POINT 5 [Blu-ray]

 

 

毎年恒例のドキュメントシリーズ「EVERYTHING POINT 5」は公演本編よりもその前後の喜怒哀楽(と食事)を収めたものだけど、今回は奇しくも7月16日に迎えた千秋楽公演もまるっと収録するとのこと。

意義深い公演がカタチに残ることは悲願だし、エビクラシー好きとしても、エビクラシー全曲の振り付き映像を手元に置いておけることはとてもありがたい。一つのアルバム全曲が一つの映像作品に残ってるパターンって初めてでは。ありがとう。