エビ中を好きになったときの話
前章・アイドルへの壁を取り払ってくれたももクロちゃんの話
前エントリーの通りアイドルなんて有り得ないと思っていた最中、2011年、仲間内でももクロが流行。
「とりあえず可愛い」「かなこぉ↑↑」しか言わない周りに乗せられてPVを見るようになる。
初めて見たときのインパクトは忘れない。「この子たちは、これを可愛いと思ってやってるの……???」(失礼)
しかし色々見ていくうちにどんどん可愛くなってくる。すごい。ココ☆ナツの衣装天才かよ。オレンジノートのライブ映像エモすぎかよ。てかあーりん可愛いかよ。ライブDVDも借りて見た。ちっちゃい女の子の集団が踊ったりリコーダー吹いたりしてた。
そんなこんなで、アイドルを毛嫌いする邪悪な心は1,2年かけてじわじわと取り払われ、可愛いものを清く美しく愛でる心が養われた。ありがとうももクロちゃん。最近?の曲だとイマジネーションが好きです。
フォントからエビ中を好きになった話
2013年春頃、友人が「私立恵比寿中学が気になる」と言う。どうやらももクロのライブで踊ったりリコーダーを吹いたりしていた女の子たちのことであるらしい。
よく分からないながらも初めて見たPVが、今でも大好きな「梅」。
このフォント!!!!好き!!!!!
しかもこの可愛いフォントを衣装にしちゃう??最高か??多すぎてメンバーの顔はよく分からないけれど、全体的にデザインがとりあえず好き……
さらに出会ったのが「Go!Go!He We Go! ロック・リー」。
このフォントも…好き…(泣)
メンバーの可愛さに気づくよりも先に、フォントならびにデザインの可愛さにまず惹かれてエビ中に入りました。
現場に行く話
その後、ぁぃぁぃ(廣田あいかさん)を入口とするモデルケースに沿って着実にエビ中(のメンバーと曲) を知り始め、3Bjuniorで出していたムックのお渡し会に行き、初めてパフォーマンスを見たのはとんでんツアーの最終公演@川崎。
エビ中、ツアーの締めくくりは乾杯で「お疲れちゃーん!」 - 音楽ナタリー
アイドルがパフォーマンスをしている様を生で見るのは初めて。リハーサルで歌って踊ってる姿を見ただけでなんと涙が出た。
世に聞く握手会を初めて経験したのもこの時。
#エビ中を好きになったきっかけ
— 秋田ぶんごう (@papapakuchi_) 2017年5月27日
2013年春ツアー、動画で見て気になってたぁぃぁぃの取り憑かれたようなパフォーマンスを実際に見て目をうるうるさせた後の握手会でりななんに「エビ中始めてきたけど楽しかった」って言ったら手を握ったままぴょんぴょん跳ねて喜んでくれた
誤字を除いて、我ながら良い話。そしてAnother Day衣装のかわいさ…
衣装が可愛い話と、アイドルが総合芸術だと気づいた話
そう、衣装。
東方プロジェクトにズブズブだった頃から、恥ずかしながらも自分はワナビーロリータだった。あくまでワナビー。顔面もお財布も、とりあえず全てが追い付かなくて、ロリータにはなれなかった。
しかしエビ中に出会ってから、可愛い服は可愛い子が着ればいいじゃんという、とびきり単純な結論に至る。
可愛い子がいる。可愛い子に歌や踊りを提供する人がいる。可愛い子をプロデュースして世に知らしめようとしている人がいる。デザインや衣装やヘアメイクなどで可愛い子の魅せ方を考える人、公演の演出を考える人、彼女たちを照らし、声をマイクに載せる人がいる……
アイドルって総合芸術じゃん。やっと気づいた。アイドルだけがアイドルなんじゃない。(?)
そして平和な国じゃないとエンタメ業は成り立たない。
いつ命の危険にさらされるか分からない、そんな生活を強いられる場所に生まれていたら、アイドル文化、もといエンターテイメントで商売が成り立つ社会の恩恵を受けられるなんて、まず有り得なかっただろう。ありがとう日本。
それから約4年、行ける現場全てに行った訳でもないし、買えるもの全てを買った訳でもない。初めてできた推しメンは転校したっきりだし、悲しすぎる突然のさようならもあった。
あぁしておけばなぁ、というのはあるけれど、そんなこと言ってたらキリがないから、これからも自分史上最高の趣味の一つとしてエビ中ちゃんを追いかけていきたい所存。