三日座禅

まさか自分がアイドルにはまる日が来るだなんて、思ってもみなかったんです。Twitter @papapakuchi_

『エビクラシー』全曲レビュー(4)藍色のMonday/春の嵐/フォーエバー中坊

(忘れてた訳じゃないよ書き溜めて(いる間に他のいろんな人のレビューやブログ読んでたら書きたいことが分からなくなってい)ただけだよ!
久しぶりの登校(秋田分校)を控えているのでワクワクしています。いぶりがっこ食べるぞー)


10「藍色のMonday」

出席番号7番、星名美怜さんのフューチャー曲。美怜ちゃんというお名前、「美」は言わずもがな、「怜」は「かしこい」って意味だから本当にピッタリだとつくづく思うしこれからも何回でも言うよ「玲」だと「たま」だよ。
ふわふわ可愛い且つ気怠げ。やらなきゃやらなきゃ、って思ってボンヤリしているのも大切な時間。踏ん張るだけじゃなくてたまには足踏みするのも良いよね。

 

星名美怜1st写真集「MIREITOPIA」

星名美怜1st写真集「MIREITOPIA」

 

 校長はアンニュイで気怠げな星名さん推しとのこと、去年までポップで健康的な星名さん推しだったのに……でもすごく分かる。きゃんきゃんしてる子のちょっとした憂鬱って見てみたいし、星名さんには彼女の背景を知りたいって思える何かがある。
振りがうろ覚えなんだけどサビは案外陽気な感じで可愛い。


11「春の嵐

出席番号3番、真山りかさんのフューチャー曲。最年長がびしっとキメてくれました👏って感じのエモい曲。ノーベル楽曲賞。真山さんの声質と世界に合ってる。

オサカナさん、楽しそう。
「藍色のMonday」と同じ振付師さんらしい。疾走する振り付け初めて見た。「靴紐とファンファーレ」も楽しみだな〜

Aメロの「何でもできる気になって」はネガティブな文脈なのに、サビでは「何でもできる気になってもう一度大声で歌え」になる前向きさが好き。大人っぽい曲で歌われる「大人になってしまう前に」が重たい。の割にはこの曲の直後で「何歳からが大人とかまぁどうでも良いじゃん」。この何でもオッケー感が私立恵比寿中学

「靴紐とファンファーレ」といえば「スターダストライト」のfu_mouさんが作詞作曲編曲。楽しみ。

エビ中と全然接点ないところで出会って好きで聴いてた曲がfu_mouさんだったときの感動。


12「フォーエバー中坊」

変わってくエビ中、変わらないエビ中を全肯定する。この曲で締まるから『エビクラシー』はエビ中ちゃんのアルバムだなって思える。「青春は今この瞬間」だし「青春はとわに続くもの」。

他メンバーとの差に悩んだり引っ込み思案なのにMCを任されたりと山を越えてきた安本さんの「エビ中やっててほんとに良かったなあ」、
団体行動が苦手で何回も転校を考えたし、飛び道具的な自分の扱いにも悩んだ廣田さんの「エビ中やっててほんとに良かったなあ」、どちらも重みが。
「人見知り」を「なんじゃらほい」して「大家族」になるのは、の「あんな坂こんな坂」を「ケンケンパでるんるんるん」(参枚目のタフガキ)に通じる。泥臭く苦労話をするんじゃなくて、ひょいひょいと語るのがエビ中ちゃんらしいよ。時々涙を隠してることも知ってるけれど。
「テストも宿題もあるんだよずっと」。2月8日から暫くはエビ中の解散まで覚悟していた自分にとってこんなに嬉しいことはない。これからも辛いこと、乗り越えなきゃいけないことが山ほどあるけれど(直近では廣田さんの転校もあるし)、それでもエビ中という物語を読ませてくれることを約束してくれたこの歌詞が嬉しい。

 


おわり!最後に、2017年の春ツアー千秋楽が映像化されることについて。

 

EVERYTHING POINT 5 [Blu-ray]

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毎年恒例のドキュメントシリーズ「EVERYTHING POINT 5」は公演本編よりもその前後の喜怒哀楽(と食事)を収めたものだけど、今回は奇しくも7月16日に迎えた千秋楽公演もまるっと収録するとのこと。

意義深い公演がカタチに残ることは悲願だし、エビクラシー好きとしても、エビクラシー全曲の振り付き映像を手元に置いておけることはとてもありがたい。一つのアルバム全曲が一つの映像作品に残ってるパターンって初めてでは。ありがとう。