三日座禅

まさか自分がアイドルにはまる日が来るだなんて、思ってもみなかったんです。Twitter @papapakuchi_

エビ中だから。秋田だから。私立恵比寿中学秋田分校2019

2019年10月19日、「私立恵比寿中学秋田分校~5th Anniversary of our gakugeeeekai~」を見に行きました。

www.barks.jp

3年目を現地で、4年目をニコ生で見て、これはもう5年目行くしかないでしょと気づいた時には飛行機を抑えていました(なぜか2週間早い便を取っていたことに後日気づきキャンセル代払って取り直した。キョドりすぎ)

 

2年ぶりの秋田、もう完全にホーム。

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秋田駅へ降りてからすぐの秋田OPAさん恒例の垂れ幕。ただいま~!

 

 

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スーパーヒーローのMVにひかれて入ったのは駅ビルのトピコ。

 

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ここに入っているお店で買い物をするときに秋田分校のチケット・半券を提示したら割引してもらえたり、お菓子をもらえたり。本山物産さんではすごくぎっしりお菓子をいただいて、自分用のお土産になりました。

 

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今回のポスターのデザインに寄せてお店で手作りなさったのであろう、お菓子の袋の中に入っていた紙。愛なの愛。

 

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西武の佐藤養助さんでお昼。今年もおいしかったし今年もファミリーがたくさんいた。

 

しとしと雨が降っていたので、秋田駅秋田県立体育館のバスは満席。とはいえ結構本数走っていた!秋田、便利か!

 

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恒例の平凡人パン。今年もふわふわ。

 

秋田県立体育館はほぼ満席。今年はふるさと納税の返礼品の1つが秋田分校のチケットがだったみたい。

そして衣装は去年と同じセーラー。ド直球の制服らしい制服衣装が無くなりつつある今、希少なセーラー。いぎなり東北産ちゃん、桜エビ~ずちゃんも、リボン含め去年と同じものだったと思います。

 

0.???(小林歌穂+キャミソウルブラザーズ)

 →キャミソールを着たキレキレのお兄さん2人と小林歌穂さん。小林さんが楽しそうなら世界は平和。オッケー。

1.ebiture (with スコップ戦士ジャミセリオン)

 →初出演のジャミセリオンさん、ステージにお一人で出てこられてのebiture。なぜか泣きそうになる自分。なんでか分からないけれど秋田分校っていつもそう。

2.イート・ザ・大目玉 (with NAMAHAGE郷神楽)

3.Family Complex (with NAMAHAGE郷神楽)

ameblo.jp

→今年もなまはげ郷神楽さん。一昨年のHOT UP!!!も、去年のイート・ザ・大目玉コラボもバチボコにキマってて大好きだったので今年も楽しみにしていました。

もう大目玉は無いかなと思いきや、今再びの大目玉。大目玉のヤンチャ感と、両目にピースしてジャンプするサビの振りが大好き。

4.売れたいエモーション!

5.春休みモラトリアム中学生

→最近聴いていなかった楽しい曲。春モラ楽しいからもっとやってほしいな~

6.PANDORA

www.youtube.com→き、きけた~~~!うれし~~~!星名さんがマジで姫、これは姫、一国の姫

秋田分校セーラーの星名さんがメチャ色っぽくて、いやそれはさておき、星名さんの可愛いところ詰め込み欲張り大満足セットみたいな曲と振り。

10周年本を読んだら、昨年冬の怪我は本当に大変な事態だったことが分かりゾッとしました。今回の秋田分校でも大半の曲は後ろの台に立ってフォーメーションやジャンプは無しだったのだけど、春ツアー、MUSiCフェスと拝見して、着実に回復されていることが分かって良かった。けれど本当に無理はなさらないでほっしーな、、卒論とか卒ゼミで大変な頃だろうに……

7.(邪神クレーガとホジーネのステージ→)フォーエバー中坊

 →「秋田じゃなくてドバイかハワイに行きたかったな~」と言いながら茶番に紛れ込む裏ホッジーナ(星名さん)。好き。クレーガさんから5歩くらい離れたところでキックパンチしてる腰巾着ヒーロー(小林さん)。好き。

お二方も交えてのフォーエバー中坊。永遠に中学生の大団円ムードを引き継ぎつつのガキンチョ感、そして「青春はとわにつづくもの」だし「青春は今この瞬間」という、エビ中が歌うからこそ説得力がある歌詞。

8.ワンダフル東北産 / いぎなり東北産

9.青春修学旅行 / いぎなり東北産 with 柏木ひなた

10.元気しかない! エビ中 meets いぎなり東北産

→青春修学旅行はてっきりステージで東北産ちゃんがキャッキャ枕投げしているのを楽しむ曲かと思ったら、メンバー対観客のマジの枕投げが始まり、あ、そういうことだったの??!ってなりました。。柏木さん、お姉さんっぷりとお子様っぷりの二束のわらじ。

 

11.リンドバーグ / 桜エビ~ず

12.それは月曜日の9時のように / 桜エビ~ず with 中山莉子

13.あなたのダンスで騒がしい エビ中 meets 桜エビ~ず

 →みんな大好きな曲とみんな大好きな曲じゃん!「お台場のほうまで行っちゃおうよ」でサザエさんしている莉子ちゃん可愛いかった。

14.MISSION SURVIVOR (with ご当地キャラオールスターズ)

(佐竹知事登場、「あきた美の国ガールズ」任命式)

「なんと、秋田のあの偉い人が登場~!」って流れになり、知事?いや知事はないでしょって話してたら本当に知事が登場しました。

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フォトセッション中は客席も撮影OK。

15.誘惑したいや

16.アンコールの恋

17.曇天

→春ツアーでは星名さん参加していなかった曇天。安本さんの休養のためまだ6名体制での曇天は見れていないけれど、群像劇的な振りがどうなるのかすごく楽しみ。FC動画、曇天のダンスが推しカメラ的にメンバー毎に撮ったのを載っていてすごく!良い!ストーリーを知りたいけれど、答え合わせをするよりも自分なりに考えていたいなという気もある。

(秋田分校ベテラン新入生ブラボー中谷のマジックショー)

https://twitter.com/BravoNakaya/status/1185421718581465089

→トランプの「クローバーの8」と言うところを「みつばの8」と言う中谷さんに爆笑するエビ中ちゃん可愛い。やさしいおじさまでした。

18.でかどんでん (with 藤原美幸)

19.EBINOMICS (with 藤原美幸)

みゆきちゃんしか!!エビ中の中でもクセ強めの曲を民謡アレンジして毎年のことながら頂上決戦ムード。一座のおじさま方、中学生の女の子たちを見ているとあったかくなる。

20.星の数え方 with 秋田県高校合同合唱団

→複数の高校から生徒が集まっての合唱団。この日のために予定を合わせて秋田の各所から集まったのかと思うと……。みんな学校の制服が違うのが当たり前なのにほっこり感じられるのが秋田分校マジック。

21.青い青い星の名前 with 明桜高校吹奏楽部&合唱団

→今年も明桜高校さん!ステージにみっしり乗る(ハープも、パーカスも、乗る!)これぞ秋田分校感。制服がみんな違う合唱団さんはほっこりするし、ガチの吹奏楽部が着てる制服もかっこいい。どちらもよい。

「輝く未来の真ん中で僕らは何を願うだろう」から始まる曲を、高校生と一緒にだなんて、キラキラしかない。

22.BUZZER BEATER (全員登壇)

→実は個人的にはあまりしっくりきていなかったブザビ(ごめんなさい)、この秋田分校でしっかりしっくりしました。

すっかりホーム感があるけれど、もともとはアウェイだったはずの秋田。転校した廣田さんの「コックボー」から関係が始まった後、主に小林さんが毎月のように秋田の高校を訪れてラジオ収録して地道に関係性をつくって、毎年秋田分校を開いて、経済効果も認められて、あきた美の国ガールズ(≒観光大使)にもなって…というこの「キセキ呼ぶ軌跡」をかみしめながら聴く「今日までの日々がくれのは「勇気」」というサビの歌詞、説得力がありました。

 

アンコール

23.ラブリースマイリーベイビー

→夏始まりました。10月なのに。すまんな。

24.スーパーヒーロー

25.COLOR

→最後2曲は前日に休養を発表した安本さんのことが頭によぎるような選曲でした。今回のステージで特に彩花ちゃんのことについては触れられなかったけれど、触れない形の愛だなって思えるし、ほんとほんといろいろあるけど、最終的にメンバーみんなが笑顔でまた活動できることをいちファミリーとしてのんびり祈っています。

 

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一昨年分校に行った時は地下鉄があるくらいの都市に住んでいたけれど、その後引っ越しし、人口が減る一方の地方都市の住民となって今年の秋田分校に参加しました。

「町おこし」とか「地方を元気に」とかもう何十回、何百回って聞いたけれど、官も民もどうやって良いか手探りしている間にも人口が減っていき(要因が社会減じゃなくて自然減なのが、なおのことヤバい。流出する若者すらいないのだ)、地元じゃないにせよこの土地に愛着がわいてきた自分は、令和の地方ってどうすればいいんだよという気持ちでわりと日々生きています。

エビ中×秋田はあくまでABSさんという民間主導で始まりながら、最終的に知事も出てきて県レベルの話題になるっていう。秋田は官民のフットワークが軽いのかなという印象です。市じゃなくて県だからね。

もちろん、エビ中×秋田が始まってもう5年以上経つので、トントン拍子に即決定に至ったわけではないにせよ、エビ中ちゃんとABSさん、相互のしっかり地道な関わり合いが、あのステージや「あきた美の国ガールズ」に結実したのかなと思います。

 

秋田県立体育館のキャパは5000人。客席はぎっしりでしたがスタンド最上部など開放していない席もありました。正直、ドームを埋めるような大きなグループだったり、都度流行ってるグループを呼ぶことも出来なくはないと思います。けれどそうなると来る人(ファン)が毎年変わるから、ただの遠征先の1つとして認識されると秋田の良さは広く薄く伝わるにとどまってしまう。

毎年エビ中という1つのグループに絞られ続けたことで、ファミリーにとって秋田は年1回訪れる場所になって、垂れ幕に「おかえりなさい」と書いてあるのが嬉しくてそれだけでもまた来たくなるような気持ちになります。

 

そしてもう一つ、今回かなりゲスト多めだったのに「せっかくエビ中を見に秋田まで来たのに、エビ中が全然出てこない」という意見を見聞きしませんでした。エビ中の「全員横一列」感が嫌みのないコラボステージを生んでいて、安心して楽しめるのは前年までの秋田分校でも、コラボが多数あった今年6月のMUSiCフェスでもそうでした。

主役対ゲストじゃなくて、ホストとゲスト。ゲストがエビ中の引き立て役にならない、むしろエビ中ちゃんによってゲストのことをもっと見ていたくなるような、エビ中はいつもそういうステージ。平和な気分になります。

 

秋田の人々のあったかいお人柄と、エビ中が10年かけて培ってきた独特のあったかい雰囲気。両者ありきの秋田分校でした。結論、超あったかい。

同行者と自然に「来年は温泉入ってきりたんぽ食べようね」という話になっちゃうくらいファミリーにとって馴染みのある特別な土地となりつつあります。また来年~。